2017年12月20日

言霊 布斗麻邇講座・物事の始まり

これはしごく当たり前のこと、そんな当たり前のことを「くだらない」とお思いかもしれません。でも、これが分かっておりませんと、大変な人間の判断力に、天と地の違いが出てまいります。

何もない宇宙からウからアとワに剖半して、そこから総てが生まれるんだなということは概略ではお分かりくださったことでしょう。ところが2006年現在の地球総人口は63億人いるのだそうです。こういう順序で頭は動いていると申しますと、殆どの人に笑われる。

私がパッとこの花を見たとする、そこから物事は始まる。これが一般的な物の考え方。偶然に花を見て「あっ、綺麗だな」とそこから主体(ア)と客体(ワ)に分かれて物語が始まるのに、分かれた処から考えるのが外国の考え方はみんなそうです。

ウの宇宙からアとワが生じてくるのに、宙ぶらりんのアとワが生じます、それは「私って何?」ということになって、糸の切れた奴凧と同じでフワフワ同士がフワゝゝフワゝゝ(笑)。当て所もなくフワフワが起こってきます。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月19日

言霊 布斗麻邇講座・造化三神

その宇宙の心である母音は死なないよ、この宇宙剖半は何もない処(天地の初発の時)からウ(天之御中主神)からアとワの宇宙が生まれてきます。この三柱の神様、三つのコトタマ、ウから主体(ア)と客体(ワ)に分かれる所から、人間の営みの総てが始まるのだよ。そのことを老子は数霊を使って教えています。

「一、二を生じ、二、三を生じ、三、万物を生じる」、古事記の「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は天之御中主神(言霊ウ)、次に高御産巣日神(言霊ア)、次に神産巣日神(ワ)」、日本の神道では「造化三神」と申します。

この三つから総ての現象が現れてくる。この三つの活動が起こらなければ何事も起こらない。何かが起こってくる大本の人間の働き。これを老子は「一、二を生じ、二、三を生じ、三、万物を生じる」と申しました。

一、二を生じ、二、三を生じ、この「三」がないじゃないかと思われるでしょうが、数霊(かずたま)は数学ではございません。言霊の働きを数でもって表わす。一(ウ)、二(アワ)を生じますと全部で三になりますでしょ、それが万物を生じる、主体と客体に分かれますと世界中の動きがそこから出てくるということです。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月18日

言霊 布斗麻邇講座・音を立てない音

現象としては見えないから人間の意識として捉えることが出来ないけれど、サラサラと流れている沢渡の音は、人間には分からない宇宙の音、音を立てない音。山の天辺は現象音の子音、見える音、その母音は「アーーー」と発すれば、何処までも「ア」で死なない、永遠に続く。

このことを宗教の話で恐縮ですが、禅の「無門関」に「地球壊すとも彼死なず」と宇宙のことを書いてあります。もし、核戦争を起して、アメリカは一万個くらい核爆弾を保有しているらしい、ロシアもそれくらい。

それが全部爆発しますと地球の何分の一かは吹っ飛んでしまう。地球全体がロケットになってしまう。そういうことが起こっても「かれ(宇宙)」は死なない。宇宙は星が爆発したり消滅したりしてますけど、宇宙そのものはノホホンとしております。

「やってるな」と見ているみたい、地球だけじゃなく、星がどんなに爆発しようが、人間が戦争しようが、宇宙はたゞたゞ悠然としているよ。だから、宇宙の心、「空」を悟れよ、という禅宗の教えです。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月17日

言霊 布斗麻邇講座・どこまでも同じ音

こういうことを受けて、頭脳内のメカニズムが働いて人間は常に行動している。現代人はこのメカニズムの働きを殆ど知りません。皆さん、「アレ?宇宙剖半ってビッグバンのことか?」剖半と言っても生命のことですから。

しかも、アイウエオという母音の中の一字を、息を吸い込んで、息が続く限り声に出してみますと、アなら何処までもアーーーと続きます。イでもウでもエでもオでもない。アを発声しながら他の母音は発声できません。母音は宇宙の永遠の音である梵音、永遠に消えないもの。

中国に老子という方、孔子の前の方ですが、「老子」という本の中に「谷神は死なず」と書いてございます。老子は竹内文献によりますと、神武天皇辺りの時代に来朝したとある、コトタマの原理をいくらか授かって帰った方。

「谷神は死なず」の「谷神」は母音のこと。宇宙を表した神さまのことを謂いました。谷は山の川が流れている一番低い所、山の上から見ると見えない。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月16日

言霊 布斗麻邇講座・過去と未来を今、考える

みんな独立の存在、アからワへ「ここに何かある」と意識が動いて、自分が貯めた記憶のヲ(宇摩志阿斯訶備比古遅の神・ウマシアシカビヒコジノカミ)と太安万侶さんは指月の指で申しております。

オは「天之常立神・アメノトコタチノカミ」、エは「国之常立神・クニノトコタチノカミ」、ヱは「豊雲野神・トヨクモノカミ」。このメカニズムが分かってしまいますとハッキリしてきます。

アからオとエに判れます、ワからヲとヱに判れます、そうしますと、「これは何だろう」、人間の意識は今まで「これに似たものは何があるかな」と記憶のお蔵から引張り出す。記憶にある「時計」と此処にある「時計らしきもの」と較べて、たいそうよく似ているから、これも「時計だ」と判断する。

次に俺は何をするのか、これからのことを考える、そうしますとエとヱに剖半します。「何時」と示されている処をどのように活用して、これからの自分の行動を決めていくか。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月15日

言霊 布斗麻邇講座・分かれるから分かるメカニズム

そのものはそのもの自体で存在して、他にその存在を依存することなく存在するもの。これを「独神」と申します。言霊の宇宙のウと申しますのは、ウだけで宇宙に厳然と存在していて、他からの影響も関係もなく存在しているもの。アもワもそうです。それを「独神」という表現を古事記はしております。

アが何か言っても、ウが何か言っても、ウで何か表現しようとしてアが嫌だったら表現しない。そのように拒絶も含めた独立性なのでございます。

u-a-wa-o-wo-e-we.jpgそうしますと、ウからアとワに判れます、今申し上げましたように、分かれなければが分からない、これはお分かりになられたと思います。と同時にこのメカニズム(宇宙剖半)の中に考え方の違うものが出てきます。

何もないところからウの宇宙が生まれます。それが何かの意識が動きまして主体(ア)と客体(ワ)に判れます。「これは何だろう」という時に、アとワだけでは判断がつかない。次のものを呼び、アからオとエに、ワからヲとヱに宇宙剖半します。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月14日

言霊 布斗麻邇講座・ひとりがみ

コンピュータに時計を見せて5〜10秒後に、やおら「これは時計でございます。」それだと計算に時間がかかってしまうので、使い物にならないということで、世界中のコンピュータを作る会社が競争して、一二秒後には答えが出てくるようにした。

ICの改札口は日時、乗降駅等々、即時に読み取って一秒もかからず検札しますが、インプットされたデータと照らし合わせますので、違っていたらピイビイっと鳴ってしまいます。これが10秒もかかっていたら誰もICの改札口を通らなくなります。

それを人間はそのようなコンピュータの働きで「これは時計だ」と判断しているわけではないのです。先天17言霊が活動して、自分が「時計だ」ということを思い起こして、これは時計に相当似ているから「時計」と言ってもよかろう、それで「時計だ」と言うのです。その頭の中でやっている活動のことを今お話しているのです。

「この三柱の神は独神になりまして身を隠したまひき」この独神(ひとりがみ)とはどういうことか。昔の言葉を現代の言葉にするのはなかなか難しいのですが、哲学的に申し上げますと、実際にそれのみで存在する、神に依存しないで存在する。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月13日

言霊 布斗麻邇講座・人間の言動の一切を司る

この関係(アワ)で結ぶ、でも、ヘンテコな結び方をすると、さっき申し上げたようなそういうことにもなりうる。そうならなくても現象は起こる。そうやって人間は法則通りに生きている。

そんなこと聞くのは当たり前だとすると、当たり前で片付ければそれまでの話でございます。ところが、人間が「ここに時計がある」とただそれだけの出来事を言うにしても、その法則の経路を踏んできているのです。

ウからアワに、次にオエ・ヱヲと宇宙剖半しながら、人間は日常を暮らしている。頭の中はコンピュータ以上に先天の十七の言霊が猛烈に働いて、私達は平静に話たり笑ったりしているわけです。

よく、高速度のコンピュータが出来たと申しますが、人間の思考回路のコンピュータにはかなわない。人間の認識はパッとみたら「これは時計だ」、時計を見て時計と言えば当たり前だろうとお思いでしょうが。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月12日

言霊 布斗麻邇講座・取り憑いているのは自分

何だそりゃ、「いや、いさせてくれればいいんだ、話してくれればいい」、お安い御用だ、今は暇だからいいよ、時計見ながら話をして、ワハハッって笑ったりして。この人なんのために家に来たんだろう。チラチラ時計みますから、どうかしちゃったの?何か時計見てるけど。

「この時刻になるまでいさせてくれ、そうでないと俺は競艇へ行きたくて、行きたくて、困ってる」、有り金全部はたくまでやらないと気がすまない。この時間を過ぎると賭けることは間に合わないから行かなくて済む、行けばスッテンテンになるのがわかっているから、「ここにいさせてくれ。」

それなら、お付き合いするよ、ジャンジャン話をして、気の毒ですから、必死ですから。そうしましたら後10分という時間に「島田さん、もうダメだあー!」と言って駆け出して行った。

行きたいのに、行っちゃいけない「いけない!」と止めているのに、気の毒に。案の定「俺、正月にどうやって暮らしていいのかわからない」、無一物で正月を迎えなければならない。ゲッソリしてね、じゃ、行かなきゃいいじゃないかって、でも、取り憑かれてますから。

それは取り憑かれているんじゃないですよ、自分の中のある因縁に取り憑いてる。取り憑くとはそういうものです。

布斗麻邇講座「我と汝」(H18年6月・会報217-2了)

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2017年12月11日

言霊 布斗麻邇講座・取り憑かれる心

それが高じますと「ストーカー」、神結んだきり届かなくなった。何だか分からないけれど取り込まれたら最後。取り込まれた方も災難ですが、取り込む方も災難、そういうのに取り憑いてしまったのですから。

関西の方で事件がありましたね、小さい子を殺してしまって、その裁判をしていますが。被告人が言うには「小さい頃から自分の中に悪魔が入っている」、それは本当なんです、人間は思いもよらない行動というのは、自分でも分からないけれど、何かそういう気持ちにさせられる。

自分が「そうなった」という気持ちではない。「させられた」というのが正直に言いますと、「悪魔」が入った。やってしまった後に「あー、どうしてこんなことをしてしまったのだろう」と頭抱えるのですが、やるまでは、やりたくてゝゝゝゝゝ、頭が。

私はそんな目に合ったことがないので分かりませんが。私の知り合いでストーカーではないですが、そういう人がいた。もうだいぶ昔の話ですが、大晦日の前の日に「島田さん、いるかい?」、いるよ、「すまないが、二三時間ここにいさせてくれないか?」

布斗麻邇講座「我と汝」(H18年6月・会報217-2)

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