2019年01月09日

言霊 布斗麻邇講座・問いにだけ答える

何故か、宇宙が演じているから。名優は宇宙がやってますから、名人は宇宙が絵を描く、宇宙がノミを振るうから名工と言われる。何千年経っても素晴らしい作品を遺す。その宇宙をお忘れにならないで、後々までズーッと響きますからこれをお忘れにならないように。

あれは時計だ、何時だ、何をしようか、これだけで五つの宇宙が剖半し働いている。宇宙は忙しくて仕方がない。世界の総人口が剖半しているのですから。それが実のことを言って人間の本体なのでございます。人間が神の子と言われる由縁はそこにあります。これを知って頂くと宇宙剖半は卒業でございます。

その次に、母音(主体)が五つ、半母音(客体)が五つ、必ず主体があれば、客体がある。あるのは当たり前で、ただし、これが自分であるものと、自分ならざるものと、母音対半母音、ここで注意しなければなりませんのは、母音の方から「今何時?」と半母音に問いかけます。

半母音の方はその問いかけにのみ答えます。「今何時?」と聞かれて「腹減ったな」と答えたら用をなさない、「三時だよ」、「もうすぐご飯だよ」と答えが返ってきたら、何時頃か予想はつきます。

布斗麻邇講座「主格」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月08日

言霊 布斗麻邇講座・言葉の中にその人の人生がこもっている

言葉によって発した人の宇宙を垣間見ることが出来る。そのように、一つの行動の奥に総て宇宙の剖半がピカピカッと光るからゴロゴロっと落雷がある。昔の人はピカピカッと光ると雷(神鳴り)が起こる、そのように言葉のことを表現していました。

それは、間違いはございません、喋って言葉がただ出て来るわけじゃない、宇宙という使命を担った人が、宇宙の使命に沿って考えて言葉にしている。沿ったものを言いだしたら「気違い」と言います。

人間と申しますのは一つの言語、それは神鳴りでございます。何一つとしてただ、変なことを喋るのは許されない、大事なことでございます。と同時に一つの「えー」という言葉の中にその人の人生がこもっている。

落語で「えー」の一言を言うのに十年かかるそうです。一生懸命勉強して十年ですから。「えー」だけで寄席が笑いますから。九代目團十郎は何にも言わないでただ独り、頬杖ついて、沈黙の中十分間、観客は咳一つしなかった。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月07日

言霊 布斗麻邇講座・分かれるから分かる

何か?心の中で起こると私(ア)と貴方(ワ)に分かれる。私と物に分かれる、その時に初めて「時計だ、俺のだ」と。お分かりでしょ?、そのように次から次へと剖半する、何時かな?そうするとオが出てくる。

後、数十分したらお茶が出るな、そういうようにパッパッパッと宇宙から出てくる。その宇宙の中のどんな現象かは子音。何か現象が出てきてしまえば、これはもう宇宙でも何でもありません。

けれど、その現象が出て来る前に心の中にパッと瞬く意識の元、これが宇宙そのもの、この宇宙が分かれるから、この人が誰かが、これが何かが分かってくる。このことを心の中でよく理解していただきたい。

自分の心の本体は宇宙なんだ、赤ちゃんが生まれると「あー、可愛い」、その赤ちゃんは現象ですから。単なる現象です、そうではなくて「この赤ちゃんも使命を授かって、世の中に出てきたのか、俺の対抗馬になって一票を争うかもしれないな。」

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月06日

言霊 布斗麻邇講座・何かある、これは何だ

故なくして人を殺すなんてとんでもないこと、又、故なくして自分を殺すなんてとんでもないこと。とんでもないことがたくさん起こっていることは、どんなに宇宙構造のシガラミにストレスが起こっているか。

このように、分かれて、分かれて出てくるのを「宇宙剖半」と申します。伊耶那岐命がウインクすると、パッとアとワに分かれる。こうやっと見た時に「何か黒いもの(時計)があるな」、「これは何だろう」と思うと私(ア)と時計(ワ)に分かれます。

お分かりですね、皆さん、年中されてますでしょ、その作業を。「あっ、綺麗な人だな」、でも、初めから「綺麗」じゃない、何かがアルと言う意識しかない。ただ、慣れてしまっておりますから、「綺麗だ」と思ってしまいますが、そうではない。

見た瞬間は時計か何か分からない。その証拠にとても急いでいる時、慌てて急いでいる時に、時計でないものをとってきたりして、間違って。時計と分からなかった証拠ですから。パッと見た瞬間はそれが何かを掴んでおりません。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月05日

言霊 布斗麻邇講座・生命の始めの拠り所

何故かならば「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は天之御中主神」と言う時に何もない清浄な宇宙そのものが高天原、これが人間の生命の一番の拠り所です。これが生命の始めの拠り所。

空想でも結構ですから、宇宙があって、その宇宙の申し子が人間なんだということを覚えて下さい。その心がありませんと、次々に出てくる神様を個別の神様と考えてしまいますと、何がなんだか分からなくなってしまいます。

天之御中主神に始まって、次々に出てくる神様は分かれに分かれて出て来た神様です。このことだけをお知りになっていて下さい。

宇宙は猛烈に膨張しているそうです。一番外側の星は130億光年らしいです、地球から観ると。そして猛烈な速度で膨張しているそうです。膨張している宇宙全体が今ここ。吹けば飛ぶようなこれがですよ、宇宙だと言うと、貴方は頭がどうかしていると思われるかもしれませんが、人間は宇宙の申し子です。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月04日

言霊 布斗麻邇講座・神様を神様と思っていたら何時まで経っても分からない

コトタマの五十音が全部出揃った、これを自分の心の中で当てはめていって創造する。自分はそこまでいっていないから、どういたらいいんだ、と考える方もいらっしゃるかもしれません。

生まれ出ました五十音を整理するについて、どういうことを主眼として自分の心に当てはめていけば良いか。先天構造は十七言霊、この中で古事記の言葉で説明されていない項が「宇宙剖半」。

「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神、この三柱の神は独神になりまして身を隠したまひき。」と最初に三神が出てまいります。

次にオとヲ、エとヱ、それ等の神様を神様と思っていたら、コトタマ学は何時まで経ってもお分かりになりません。この時に思考の転換を必要とします。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月03日

言霊 布斗麻邇講座・人間の心の構造は変わらない

どんなことを書こうと手本は一つしかない。何十年、何万年、何十万年経っても手本とすべきものは一つしかない。それは何か、生きた人間の心。それは十年、二十年ではなくて、長い年月を経たとしても人間の心の構造は変わりません。

これに照らし合わせて考えますと、「あ、いつの世でも同じなんだ」、それを鑑にすれば宜しいのです。今まで教わったことと本当に自分の心の構造は同じなにっているかな、どうなのかな、それを調べる段階が来た、ということでございます。

ここでこのことを大宣言いたしましたので、気が付かなかったことをお許しいただければと、悪しからず。

そうなった時はどうするか、ここに踏みとどまって自分の心の中に五十音を観て、最後に建御雷の男の神という壮大な世界中の文明を創造している基本原理として掲げる。それを自分の心の中でもって組み立てていく作業がそこで始まるわけでございます。

それは会報の三月号の最後に古事記の文章に載せましたから。それについての説明はそんなに真新しいものではございません。それを自分の心の中で証明するには、勉強するには、絶対必要なんだということを強調するのを見過ごしてしまった。これは私の責任でございます。このことを訂正しようと申し上げたわけでございます。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月02日

言霊 布斗麻邇講座・主体としては主体に問いかける以外なくなってしまった

そのことをもう一度詳しくお話ししようと思います。イザナギ(主体)・イザナミ(客体)とでコトタマの原理は出来てきたというお話しがズーッと続きまして、子音の中の最後、火の夜芸速男の神(火のR毘古・火の迦具土)という言霊ンを生んだために、伊耶那美命が病気になってしまう。

「この子を生みたまひしによりて、御陰(ミホト)灸(ヤ)かえて病み臥(コヤ)せり」
太安万侶さんのダジャレですが、ここの所を何気にかわされた。

諧謔(かいぎゃく)と肝っ玉の太さと驚くべき人物です、なんせ天皇陛下から命令で作った本ですから。それを「御陰灸かえて病み臥せり」、冗談もいい加減にしろ、言いたいたことをヌケヌケと言って、ここは大切なんですよ、それをフッと誤魔化した。

早く気が付かれては困るから誤魔化した。時が来るまでの秘密、何たるへそ曲がりかと思われますが、ですが、時が来れば分かるようにしてあることも、これ又不思議な話です。

そうしますと客体がなくなったのですから、主体としては主体に問いかける以外なくなってしまった。客体が去ってしまったのですから、そうしますと伊耶那岐命は自分の中に五十音のコトタマというものを見て、自分の生きた心として、それを手本とし、五十音をさらっていく段階に入っていくことになります。

布斗麻邇講座「主客」(H19年2月・会報225-2)

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2019年01月01日

言霊 布斗麻邇講座・客体側へ行ってしまうとはどういうことなのか

ここに来て私がどうしても分からない処があるので、古事記を初めから読み返しましたら、今、ここに申し上げた伊耶那岐命・伊耶那美命が協力して三十二音のコトタマを生んだ後に、伊耶那美命が病気になって神去り賜う。

精神的な高天原の領域から客観的社会である黄泉国へ行ってしまう。その意味を勉強する側の人から観ると、どういうことになるべきか。その配慮が足らなかった。ただ「こうすれば良い」と受け取ってしまった。

これをもっと声を大にして本当は強調すべきことであった、ということに気がついたのは二月前でございます。これは私がコトタマ学を始めて、出会って、先生から教えていただいたのが昭和三十七年、それから四十五年間勉強させていただいて、もう分かったつもりでおりましたが、そこを見落としていたことがハッキリいたしました。

そこを改めて取り上げて三月はそのお話しをさせていただきました。だいたいのお話しは申し上げたのですが、と同時に五十のコトタマが認識の中に入ってきましたら、勉強する人はどういうことをすべきか。

布斗麻邇講座「主各」(H19年2月・会報225-2)

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謹賀新年

読者の皆さまへ

平成一七年から当ブログを開設してから、お陰様で訪問者数が毎日100人を数えるようになりました。心より御礼申し上げます。

島田先生が亡くなられて今年で十年経ちます。「人間は死なない、言葉として生き続ける」とおっしゃった通り、お会いすることは出来ないですが、呼べば答えてくださいます。

ブログで講座を公開するにあたり「先生の音声をブログに載せています」と申し上げましたら「声を聞いて満足してるようではまだまだですな」とアッサリ一蹴されてしまいましたが、古事記の神名や用語を会報で読まれても難解でしたから、初心者にとって生きた人間の音声は理解が深まり響くものがあったように思います。

現代人は「自分の意見を持ちなさい」と教育されてきましたから、ネット社会では情報だけが一人歩きしてしまい自分の心を観ることを意識しません。コトタマを学ぶには虚心坦懐の心構えが必要で、そのことがあってか島田先生はあまりインターネットというものを信用されておられませんでした。

それでも物質科学文明の申し子であるインターネットは世界中にコトタマを知ろしめる手段となりました。

「新しい酒は新しい革袋に」という言葉があります。未来を創造する言葉がこれからの文明を創造することになります。

今年は元号も変わり、平成最期の言祝ぎに万葉集の志貴皇子のよろこびの御歌一首をご紹介いたします。

石走る垂水の上のさわらびの萌え出づる春になりにけるかも
 石走るとは五十葉(いは)の言霊から流れ出る水
 垂水(たるみ)は滝(田気)、コトタマがこの世の中に流れ出てくる
 さわらび(早蕨)は言霊(サ)の結果(ワ)の霊(ヒ)が出てくる
(タカマハラナヤサ)
 世の中の政治として施行される楽しい春になったんだなあー。

 平成三十一年元旦
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