2017年12月23日

言霊 布斗麻邇講座・民主主義という名の方便

それはどういうことか、民主主義、「I think 〜」の「I」が多数決の場合、正しいということになります。それじゃ、独裁主義か?と訊かれたことがあります。民主主義も独裁主義も大嫌い、両方とも嘘っぱち。

民主主義と申しますのは、こういうフワフワ、事なかれ主義で結構ですけど、真理が実現しない。100人の多数決で1:99でも99が正しいとは限らない。1の方が正しいかもしれない。

中国の孟子の言葉に「心に鑑みて正しければ千万人と雖も吾往かん」、自分が正しいと思ったら反対する千万人がいても怖れることなく堂々と歩くぞ。民主主義にはそれがない、数を持ったものは、人間には良心がありますから、何でもとまではいかなくても、おおよそのことは出来る。

だから私は民主主義も独裁主義も両方共、好きじゃない。私の友人が「先の戦争の帝国主義で死ぬのは御免だが、民主主義なら死んでもいい」と言いました。こんな世の中で死んじゃいけませんよ、この世の中は偽の世の中。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月22日

言霊 布斗麻邇講座・I think

つまり、主語がなくては意味が通らない。必ず、向こうの人は「I think 〜」と言います。「I think」を言いませんと自分に自信がないからだと。私の知っている人がアメリカへ行ってその子供が小学校で「I think」を言わなかったら落第生にされた。

この子に自信をつけるために「I think 〜」を付けるようにさせなさいと指導されて、それから「I think 〜」と言うようになって、小学校はいい成績だったそうです。

自分自身を最大限に発表しなさい。自分の思っていることを最大限に発表しなさい、ということは自分を最大限に表現しなさい。「I」と言わないということは卑怯なんだ、責任を取れない。

フワフワしておりますから「I」と言わないということは責任の所在が分からない。アとワに分かれた処から始まるのが常ですから「I think 〜」、「I think 〜」と言っても、それは真理じゃない。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月21日

言霊 布斗麻邇講座・日本語は主述語なくとも会話出来る

笑い話に聞こえるでしょうが、これが大変なことなのです。どういうことか、一番端的に申し上げます。日本人が親しい人とお話する時に「あなた何処へ行くの?」と言わない。

「何処へ行くの?」、「学校」、主語も述語もない、でしょ?私が家内に「私はお弁当が食べたいんだが」、「私は作るのは嫌ですから」、こうなりますと隣にいるとは思えない。「弁当にしてくれよ」、「イヤ」、これで済む。(笑)

外人の前で家内から電話があった時に、会話の最後に「じゃあね」って言ったんです。そうしましたらその外人が「じゃあね」って何ですか?分からないって言うんです。「さよなら」でもない、私は貴方に説明すると一時間かかるからイヤだよって説明しませんでしたけど。

主語を普通の会話では使わない、これは昔からのコトタマ学を知っている時の癖というか、習慣が残っているから。ところがアメリカへ行って「Where?」、「何だ?」、「Where do you go?」と言えば通じます。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月20日

言霊 布斗麻邇講座・物事の始まり

これはしごく当たり前のこと、そんな当たり前のことを「くだらない」とお思いかもしれません。でも、これが分かっておりませんと、大変な人間の判断力に、天と地の違いが出てまいります。

何もない宇宙からウからアとワに剖半して、そこから総てが生まれるんだなということは概略ではお分かりくださったことでしょう。ところが2006年現在の地球総人口は63億人いるのだそうです。こういう順序で頭は動いていると申しますと、殆どの人に笑われる。

私がパッとこの花を見たとする、そこから物事は始まる。これが一般的な物の考え方。偶然に花を見て「あっ、綺麗だな」とそこから主体(ア)と客体(ワ)に分かれて物語が始まるのに、分かれた処から考えるのが外国の考え方はみんなそうです。

ウの宇宙からアとワが生じてくるのに、宙ぶらりんのアとワが生じます、それは「私って何?」ということになって、糸の切れた奴凧と同じでフワフワ同士がフワゝゝフワゝゝ(笑)。当て所もなくフワフワが起こってきます。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月19日

言霊 布斗麻邇講座・造化三神

その宇宙の心である母音は死なないよ、この宇宙剖半は何もない処(天地の初発の時)からウ(天之御中主神)からアとワの宇宙が生まれてきます。この三柱の神様、三つのコトタマ、ウから主体(ア)と客体(ワ)に分かれる所から、人間の営みの総てが始まるのだよ。そのことを老子は数霊を使って教えています。

「一、二を生じ、二、三を生じ、三、万物を生じる」、古事記の「天地の初発の時、高天原に成りませる神の名は天之御中主神(言霊ウ)、次に高御産巣日神(言霊ア)、次に神産巣日神(ワ)」、日本の神道では「造化三神」と申します。

この三つから総ての現象が現れてくる。この三つの活動が起こらなければ何事も起こらない。何かが起こってくる大本の人間の働き。これを老子は「一、二を生じ、二、三を生じ、三、万物を生じる」と申しました。

一、二を生じ、二、三を生じ、この「三」がないじゃないかと思われるでしょうが、数霊(かずたま)は数学ではございません。言霊の働きを数でもって表わす。一(ウ)、二(アワ)を生じますと全部で三になりますでしょ、それが万物を生じる、主体と客体に分かれますと世界中の動きがそこから出てくるということです。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月18日

言霊 布斗麻邇講座・音を立てない音

現象としては見えないから人間の意識として捉えることが出来ないけれど、サラサラと流れている沢渡の音は、人間には分からない宇宙の音、音を立てない音。山の天辺は現象音の子音、見える音、その母音は「アーーー」と発すれば、何処までも「ア」で死なない、永遠に続く。

このことを宗教の話で恐縮ですが、禅の「無門関」に「地球壊すとも彼死なず」と宇宙のことを書いてあります。もし、核戦争を起して、アメリカは一万個くらい核爆弾を保有しているらしい、ロシアもそれくらい。

それが全部爆発しますと地球の何分の一かは吹っ飛んでしまう。地球全体がロケットになってしまう。そういうことが起こっても「かれ(宇宙)」は死なない。宇宙は星が爆発したり消滅したりしてますけど、宇宙そのものはノホホンとしております。

「やってるな」と見ているみたい、地球だけじゃなく、星がどんなに爆発しようが、人間が戦争しようが、宇宙はたゞたゞ悠然としているよ。だから、宇宙の心、「空」を悟れよ、という禅宗の教えです。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月17日

言霊 布斗麻邇講座・どこまでも同じ音

こういうことを受けて、頭脳内のメカニズムが働いて人間は常に行動している。現代人はこのメカニズムの働きを殆ど知りません。皆さん、「アレ?宇宙剖半ってビッグバンのことか?」剖半と言っても生命のことですから。

しかも、アイウエオという母音の中の一字を、息を吸い込んで、息が続く限り声に出してみますと、アなら何処までもアーーーと続きます。イでもウでもエでもオでもない。アを発声しながら他の母音は発声できません。母音は宇宙の永遠の音である梵音、永遠に消えないもの。

中国に老子という方、孔子の前の方ですが、「老子」という本の中に「谷神は死なず」と書いてございます。老子は竹内文献によりますと、神武天皇辺りの時代に来朝したとある、コトタマの原理をいくらか授かって帰った方。

「谷神は死なず」の「谷神」は母音のこと。宇宙を表した神さまのことを謂いました。谷は山の川が流れている一番低い所、山の上から見ると見えない。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月16日

言霊 布斗麻邇講座・過去と未来を今、考える

みんな独立の存在、アからワへ「ここに何かある」と意識が動いて、自分が貯めた記憶のヲ(宇摩志阿斯訶備比古遅の神・ウマシアシカビヒコジノカミ)と太安万侶さんは指月の指で申しております。

オは「天之常立神・アメノトコタチノカミ」、エは「国之常立神・クニノトコタチノカミ」、ヱは「豊雲野神・トヨクモノカミ」。このメカニズムが分かってしまいますとハッキリしてきます。

アからオとエに判れます、ワからヲとヱに判れます、そうしますと、「これは何だろう」、人間の意識は今まで「これに似たものは何があるかな」と記憶のお蔵から引張り出す。記憶にある「時計」と此処にある「時計らしきもの」と較べて、たいそうよく似ているから、これも「時計だ」と判断する。

次に俺は何をするのか、これからのことを考える、そうしますとエとヱに剖半します。「何時」と示されている処をどのように活用して、これからの自分の行動を決めていくか。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月15日

言霊 布斗麻邇講座・分かれるから分かるメカニズム

そのものはそのもの自体で存在して、他にその存在を依存することなく存在するもの。これを「独神」と申します。言霊の宇宙のウと申しますのは、ウだけで宇宙に厳然と存在していて、他からの影響も関係もなく存在しているもの。アもワもそうです。それを「独神」という表現を古事記はしております。

アが何か言っても、ウが何か言っても、ウで何か表現しようとしてアが嫌だったら表現しない。そのように拒絶も含めた独立性なのでございます。

u-a-wa-o-wo-e-we.jpgそうしますと、ウからアとワに判れます、今申し上げましたように、分かれなければが分からない、これはお分かりになられたと思います。と同時にこのメカニズム(宇宙剖半)の中に考え方の違うものが出てきます。

何もないところからウの宇宙が生まれます。それが何かの意識が動きまして主体(ア)と客体(ワ)に判れます。「これは何だろう」という時に、アとワだけでは判断がつかない。次のものを呼び、アからオとエに、ワからヲとヱに宇宙剖半します。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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2017年12月14日

言霊 布斗麻邇講座・ひとりがみ

コンピュータに時計を見せて5〜10秒後に、やおら「これは時計でございます。」それだと計算に時間がかかってしまうので、使い物にならないということで、世界中のコンピュータを作る会社が競争して、一二秒後には答えが出てくるようにした。

ICの改札口は日時、乗降駅等々、即時に読み取って一秒もかからず検札しますが、インプットされたデータと照らし合わせますので、違っていたらピイビイっと鳴ってしまいます。これが10秒もかかっていたら誰もICの改札口を通らなくなります。

それを人間はそのようなコンピュータの働きで「これは時計だ」と判断しているわけではないのです。先天17言霊が活動して、自分が「時計だ」ということを思い起こして、これは時計に相当似ているから「時計」と言ってもよかろう、それで「時計だ」と言うのです。その頭の中でやっている活動のことを今お話しているのです。

「この三柱の神は独神になりまして身を隠したまひき」この独神(ひとりがみ)とはどういうことか。昔の言葉を現代の言葉にするのはなかなか難しいのですが、哲学的に申し上げますと、実際にそれのみで存在する、神に依存しないで存在する。

布斗麻邇講座「私と貴方は同根なり」(H18年6月・会報217-3)

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