2017年03月26日

言霊 言霊学講話・経験知を否定する

ウからアに行きますのには、ウを合理化するのがオの学問であると申し上げましたが、オの学問は「生命とはこういうものだから、こういうことをお遣りなさい」という学問じゃない。

こういう物を見た、ああいうものを見た、その関連を自分で考えた結果を発表する学問です。ですから、これがうまく行って最後の発想の段階へ行くのが理想です、「考える」語源は「神返る」です。

神に返るということは、「ああでも、こうでも」と自分の考えの中から、人間本来の頭の性能と一致するのが学問の理想です。けれど「神返る」までに至らない考えですから、自分に都合良くても、他人には都合が良くないことに成りかねない。

ですからアの段階へ行くには、私が経験した理論は、一般人総てに通用しないということを自分に言い聞かせる。全然違うということではなく一般的なこともたくさんございます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月25日

言霊 言霊学講話・ヒカリの言葉の並びとは

「ア・タカラハサナヤマ・ワ」の父韻の並びは、自分(ア)が相手(ワ)に接する時の人間の知性である印象を与える力動韻は「マ」で終わります、相手がどう反応するかは未知数です。(ア・タカラハサナヤ・ワ)

ところが、先ほどの「霊諸招」(ひもろぎ)と申しまして、総てを引き寄せて諸文化が活きるように、世界文明の一役を担うように、息吹を与えて、人類文明を創造していくスメラミコトの父韻の並びが「タカラハサナヤマ」では出来ません。

このヒカリについて書こうとしたら神懸りになって、書いている自分の意図がなくなり、こういうことを書こうとして書きだしたのに、分からなくなった、だけど書ける。変なことになってしまって、どういう文章が書けるのか自分で分からなくなった。

書き上がった文章を読み返しましたら、俺よりもいいや、こんなこともあるのか、不思議にも自分で全然気が付かなかったことが書いてある、誰が読んでも分かりやすいや。(笑)ご興味あれば会報の三月号をお読み下さい。

そうしましたら、自分が今までやってきたことが、そのままスーッとヒカリを説明する人生を今まで歩ませてもらったなという答えが書かれています。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月24日

言霊 言霊学講話・初地の仏

芸術家か宗教家はアの本生を自覚していないと「タカラハサナヤマ」の話し方は出来ません。けれど阿闍梨、阿羅漢の「初地の仏」は仏の位で言えば最下位です。では、何故「初地」なのか。仏陀でありながら本当の仏陀じゃない。それが「タカラハサナヤマ」の並びが表わしています。この言葉の並びは相手がどう思うか。

「ワ」というのは真正面に向い合って抱え込もうとする。その人を動かそうとする、相手がどういう経歴をしてどんな心を持っているかが分からない、アの位では分かりません。個人的には愛で臨みますと人の心はほぐれてくるものです。

愛の象徴として「右の頬を打たれたならば返って左の頬を打たせてこれを受けよ」、ビシャーっと打たれたら、さぞかし御手が痛かったことでございましょう、よろしければこちらも「どうぞ」、そう言われて打つ人はほとんどいません。

斬られようとしたら「どうぞ」、盗人にそれだけでは何ですから、こちらも「どうぞ」、というように宗教家には有りがちな行為です。自分よりも他人と思えば。でも、愛情は注いで大変だなと慮っても相手次第。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月23日

言霊 言霊学講話・アは世界語

それを千日間回峰しても無事に、最後の九日間は飲まず、食わず、横にならず、眠らず、これからにして人間業じゃない。医学的に言いますと六日間眠らないと死ぬといいます。それでいて生き延びた時、人間業ではないということで「阿闍梨」の位を授かる。

この苦行を自分がそんなことをしたとは思えない。にも、係わらず生きているのは、この自分は自分じゃない「阿闍梨」である、サンスクリット語でアを知った人という意味です。アは世界語です、阿弥陀、アーメン、宗教語にはアが付きます。

阿闍梨はキリスト教の用語では「アノインテッド」(Anointed)、日本語に訳しますと「油塗られし者、アの言葉(ぶ)を自由に使いこなす(ら)人、どんな人にも慈悲と愛の心で接することが出来る人。

takara.pngアの真髄を知っている人の職業は芸術家か宗教家です。この方の父韻の並び方は、自分が居て、他人が居て、どういう手順で話すことが出来るか。それは「タカラハサナヤマ」(宝音図)と並びます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月22日

言霊 言霊学講話・意識で捉えられる自分は現象に過ぎない

「あいつは変なセーターを着ている奴だ」と言われて会いに行ったら、水色のセーターを着ていた、だから「あいつ」じゃないとは言えません。俺という、私という者の真実は何かと言えば、現象にあるわけじゃなくて、そういう現象が出てくる本体が私です。

それでは、その本体って何だ、こうなりますと分からなくなる。色即是空、空即是色、色(しき)は「いろ」ではございません。目に映るもの、意識で捉えるもの総て。色で捉えられないもの、これが空(くう)。

意識で捉えるものに拘るから「アンチクショウ、コンチクショウ」ということになりますが、意識で捉えられない空(天名〔アナ〕)で捉えますと世界総人口共通です。変わるのは言葉に組まれたところから個性が出てくる。

本生の空は変わらない、その変わらない段階をアと申します。アを知った方とはそういう方です。千日回峰行をした方は道なき凸凹の山道を駆け足で駆け抜ける、千日間続けるのですから、その間にどこか怪我をしたら、そこで終わり。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月21日

言霊 言霊学講話・自我と真我

人間は過去をヨイショと受け止めてこれをどう処理するかを決めるのは現在。その現在を学問では分からないから過去だけを調べる。株屋がどうして株がわからないのか、経済学者がどうして株を買わないのか、わからないから。

じゃ、将来がわかるとはどういうことなのか。ウとオは因果、原因、結果ということです。こうするとこうなるよ、過去についての法則がそうなるよ、それがわかるのはアという段階でウとオというものがわかってきます。

そしてアの段階は仏教では「初地の仏」(しょちのほとけ)、「阿羅漢」(あらかん)、又は「辟支仏」(びゃくしぶつ)と申します。アを知っている人「阿闍梨」(あじゃり)、比叡山の千日回峰行を二回も行ったお坊さんは阿羅漢の位を授かった。

阿闍梨の位は明治時代以前では天皇の宮殿に草鞋を履いたまま上ることが出来た尊い位とされました。ただし、そのアの位に上りますと、お前は誰だい?「俺だよ、俺だよ」という自我と、本当の俺、私を、どこまでも突き詰めて行きます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月20日

言霊 言霊学講話・将来を決定するのは過去ではない

ウオアエイの人間の精神的な進化につきまして手短にお話を申し上げます。ウは欲望ですから何方でも持っています。「武士は食わねど高楊枝」というのは馬鹿、「食わねえぞ」なんて言っているほど欲しい。

その欲望がどのようにした合理的に達成できるかを考えるオの学問、経験知。オは尾、尻尾、勉強するには既に起こってしまったことを頭で思い返して、その思い返したことを関連付けて法則を作る。過ぎ去ったことはもう「ない」ことですから尾です、生命の玉の緒と申します。

ですから尾っぽの学問、今を考える学問ではございません。過去のものを頭に想起して、思い返して、その関連を調べるのが科学。科学は物ですから思い返した物を再現できます。

人間の他の精神的な学問は総て再現できません。歴史を再現することはできません。ですから歴史学は将来「こうなる」ということが言えない。将来を決定するのは過去ではありません。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月19日

言霊 言霊学講話・言霊によって作られた日本語

このヒカリで生かされているのに全部忘れてしまっている。そのヒカリで作られている日本語は素晴らしい言語です。その意味が分かってきたら、もう何て言いますか、手の舞い、足の踏み所を知らないほど一日々々の生活が真実の生活になってくるのです。

目の前の名前が全部真実だとわかったら、真実の大海を泳いでいるようなものです。だけど当の日本人がその真実性を忘れてしまっている。

名前の真実性が分かれば、ここのところで喧嘩しちゃいけないということが分かります。ここは本気で喧嘩しなくてはいけないところは喧嘩します。それが人間の生き様というものです。

ヒカリの中に生かされているのにそれを忘れてしまっている。その大本の生きているヒカリは言霊なんですよ、ということを知らないから日本語の素晴らしさもわからない。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月18日

言霊 言霊学講話・生まれてから具わっている性能

「霊駆り」と申しますのは言霊の動きそのものを謂います。言霊のことを何も知らない何方であってもそのヒカリで生かしていただいている。私がよく「大きな光で生かせていただいているのですよ」と申し上げますのは、この言霊のことを言っています。

ただし、人間の心はさっき申しましたようにウオアエイと進化いたします。全然進化しない人は、「ああしたい、こうしたい」で一生を終えます。世界人口の80%はそういう生活で人生を終わります。そのように終わったとしても立派な使命でございます。

各々の性能は、事象を分析し理論付ける物質科学を分担するオの段階。ウの欲望とオの理論では自分は承服できない、内から湧き出てくる感情を表現する作品を創っていきたいとする宗教家、音楽家、又は芸術家たちは、1+1=2という考え方をしないアの段階。これ等ウオアをコントロールするエの段階。

ではバラバラに動いているのかというと、ウオアエを下支えして働きかけているイの段階。このイの段階を説いているのが言霊の原理です。この原理が二千年間隠されていたということです。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月17日

言霊 言霊学講話・言霊の働き

頭で「こっちから磨こうか、あっちから磨こうか」の発想をする時に、「こっちから磨こうか」は言葉です。言葉になる前の動き、言葉にして自分が了解して行くのも言葉。意識にない言霊の動き。これも実際には言葉ですが、この言葉を天名(アナ)と申します。

天名が活動して、どういうように言ったら自分も納得し、相手も納得してもらえるか、発想したものがどういうアイデアなのか(タトヨツテヤユエケメ)、どういう言葉で綴り言えばいいのか(クムスルソセホヘ)を選り分けする。

出た言葉は神名(カナ)。空中に飛んで(フモハヌ)自分乃至他人の耳に入る。「あいつは何を言ったのか、どういう意図で言ったのか」(ラサロレノネ)を探り、何度も反芻しながら(カマ)、「こういうことを言っているんだな」(ナ)、「そうだ」と了解し、出来事(コ)の一巡が終わる。

先天の天名が十七言霊(ウアワオエヲヱチキヒシイリミニイヰ)、後天の未鳴(タトヨツテヤユエケメクムスルソセホヘ)・神名(フモハヌ)・真名(ラサロレノネカマナコ)が三十二言霊、これらの言霊の働きで人間は総てのことをまかなっております。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月16日

言霊 言霊学講話・光の中には二つある

言霊の見地から「光」について申し上げようと思います。その光を行使する、自分が自分で光の行為をするということはどういうことなのか。光の中には二つあるというようなことをお話させていただきます。

光の語源は「霊駆り」、「霊(ヒ)」は言霊のこと、ヒが走る、馬が走ることを「駆る」と申します。馬が走るように言霊が動く、頭の中でもって言霊が大活動しています。

朝起きて、歯ブラシでこっちから磨くか、あっちから磨くか、こんなことはくだらないことです、が、迷いだすとどっちがいいんだろうって。踏み出すのも左の足からか、右の足からか、というようなくだらないことを考え出しますと。

それをパッと決めてくれるのは霊駆り。言霊は日常茶飯事から総ての行動を決定付けてくれています。そのように思い込ますのも言霊でございます。動いている言霊が「霊駆り」です。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月15日

言霊 言霊学講話・突っついたら突っかれる

人間が知っておくと便利なことを申し上げようと思います。私と家内とトラヴルがありまして、「あんな時にあんなことを言い出して」とか、「少しはこっちのことを推し量ってくれりゃいいのに」とか身内でなくても他人とも、そういった思惑違いがあるのが人生。

それは何も問題がない。自分がそれにひっかかって、ひっかかってしまいますと自分の経験知を総動員して、相手がどうして言ったのか、やったのかを合理的に考えをまとめようとして色んな事を詮索します。

と同時に相手の心理分析を始めます。合理的に始めるのも結構な話しですが、一つだけお遣りにならない方がいいことがあります。それは人の心を良いように変えようとすると、ものすごく手間取って損でございます。

他人に対して、自分の良いように思わせようとしますと、間違いなく100%逆のことをお遣りになります。突っつくことになります、突っついたら突かれます、必ず。だから突っつかない、突っつく方法を間違えてはいけません。

突っつくなら自分をつっつけば良い、自分が引っ込めば相手も引っ込みます。自分が自分のことを納得しますと、相手は納得するようなことを言い出します。今年に入って何十回も質問されたことがございますので、ご参考までにお話させていただきました。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月14日

言霊 言霊学講話・金毛九尾

名前の通り、金が第一、物質社会では一番大切なものは金ですから。金毛九尾という狐霊。狐の霊もイロイロあって黒狐、白狐、そういった諸々の大親分。

今から千年ほど前に玉藻の霊となってある天皇に取り憑いた、色仕掛でもってメロメロにしてしまった天皇に陰陽師の安倍晴明が祓って那須の殺生石に封じ込めた。霊というのは闘って消えてしまうのかと言えば「NO」です。

一時はシュンとしますが「何をクソ!」と更に強くなります。饅頭食いたい、酒呑みてぇー、「お前はここではよせよ」と禁じても倍の飲み食いしてしまいます。それと同じ、欲望という霊ですから。

rokudou.pngですが「九尾」がわからない。九つの尾、これは仏教で六道という(図参照)、仏陀自覚のイ以外のエアオウ、無自覚地獄のウオアエイを完全に自分の薬籠中に入れてしまって自由に操る。

ユダヤ文明の申し子。ユダヤには貧乏人がいません。今のユダヤが本拠地としているアメリカは世界中の金を集めて、いくら使っても外国の金ですから。一生懸命働いた日本の金は使いようがないから全部アメリカへ行く。

そのようにカバラの原理でもって世の中を操作し、人心に入り込んで動かしているのが金毛九尾。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03了)

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2017年03月13日

言霊 言霊学講話・弱肉強食の世界から出てきたもの

ということから「カバラ」はユダヤ民族に現存しているのだなということがわかりました。長い話しになりましたが、光については残念ながらそのカバラには書いてありません。何故ならカバラはこの世の価値を征する方法で、理想社会を創る方法ではないからです。

神足別豊鋤天皇がユダヤ王モーゼに「汝モーゼ、汝一人より他に神なしと知れ」と勅語した以外にも次のように言ったに違いない。「汝と汝の子孫が先達となって、三千年の内に人類の第二物質科学文明を創造せよ。そのための社会土壌として、『我良し』の弱肉強食の世の中を創るべし」と命令したであろうと想像される。

それが故にえらいものが世の中に出て来た。心の中に良いことをしようとすると、コチョコチョとくすぐる、何処をくすぐるか知ってますか?それは自尊心。お前はもっと偉くなれよ、世の中で大事にされるようになれよ。

お前は代議士になって総理にはなれないかもしれないが、副総理くらいにはなれるかもしれない。しょげてないで美人の嫁さんをもらったのだから頑張れとくすぐる霊、金毛九尾。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月12日

言霊 言霊学講話・カバラの原理との共通点

「この野郎、ふざけてんな」、私みたいな受験英語のレベルで訳せるわけがない。真っ赤に直してあるのが本当だと思っていますから。申し訳程度にチョコチョコと直してある。直してませんね、「いや、これで直しました。」

「あなたの英語は太平洋戦争前に米国で流行った英語です。硬くって、難しい単語が一杯ありますし、今の若い人はこういう英語は読めない。ただ、これを読む人は相当のインテリですから、直してしまうと尚読みにくくなるので明瞭に間違っている前置詞等は直しました。」

ところが、直している所以外にチェックするともっとある。彼の目的はカバラの原理と同じような所があるのではないかと探していた。そのことは二十年も経ってから分かりました。

彼が来日した時に一冊の本を出版した。ユダヤ十二支族の末裔とかの題でした。貴方の訳した内容が書いてあるからその本をもってきてくれた人がいて、「私はある所から言霊学の本を入手して、どうやらカバラの原理と似ているらしい」と書かれていました。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月11日

言霊 言霊学講話・英訳「言霊百神」

私は中学から高等学校へ行くための受験レベルの英語しか勉強していませんが、それでモノになるかどうかは分かりませんがやってみましょうか?「あなたがやってくれるんなら、それに越したことはない。」

それから一年半、収入ゼロ、朝から朝まで寝る間を惜しんで一生懸命、一頁に辞書を120回くらい開いて、人間というのは変なもので慣れるより慣れろ、半ばくらいになると一頁に辞書を二三回開くくらいになって翻訳が出来ました。

ところが、校正してくれる人がいない、頼んでも断られる。それを先生に言いました所にそのラビ・トケーヤ氏が居合わせた。だいたいの様子が分かったのか、「それ、私がやりましょうか?」

助かったことは助かりましたけど、相手は違った魂胆があった。三ヶ月後に訂正したのを取りに来て下さいということで、広尾のユダヤ教会へ出向きました。二百何十頁の手書きで訳した文章に十頁に一つも直していない。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月10日

言霊 言霊学講話・心の宇宙をどう英訳するのか

私の先生(小笠原孝次氏)が言霊学に関する最初の著書「言霊百神」を東洋出版社から出しました。外国人がたくさん訪れるものですから、同じ人が毎日来るわけではなく、同じ話しを初めから毎日々々、話さなくてはなくて「島田さん、どうにかしてください」って頼まれました。

それで、言霊百神の英文を翻訳するのに、日本語の原文をお読み下さればお分かりになるでしょうが、「初め宇宙剖半する」の‘宇宙’、それが初めから出て来ましたら読む気が失せるほど難しい。

それで英語の先生を紹介しましたら、最初は快く引き受けて下さるのですが、報酬もご要望通りの金額をお支払いしますからとお願いししても、三日経つと断りの電話がある。もっとお支払いしますよと言ってもお金じゃない、もとの日本語が分からない。

これでは話しにならないから止める。随所に詩や芭蕉の「蛙飛び込む水の音」なんて句が出てくると訳せない、難しいからダメだ、先生に誰も引き受けてくれませんと申しましたら、「そうだな、なんか方法はないかね。」


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月09日

言霊 言霊学講話・カバラの原理は天津金木

三千何十年か前、モーゼが日本に留学生として日本に来て、言霊原理の天津金木(カバラ)を教えてもらって、帰ろうとした時の物語が竹内古文献に書いてございます。

神足別豊鋤天皇(謚)、神の足る別け(神のトーラを別けた)、誰に別けたか、モーゼに別けたスメラミコト。モーゼが故郷に帰る時の勅語曰く「汝モーゼ、汝一人より他に神なしと知れ。」

「これから三千年の間、神という者があるとするならば、お前だよ。」賜ったモーゼは震え上がった。この私が「これから三千年、人類の神様だよ」なんて言われたら、地球上じゃない宇宙の彼方へ逃げ出してしまいたくなります。だけど、モーゼは大胆にも「承知いたしました」と答えた。

「カバラ」の名前は勝手に付けたと思ってましたが、私が二十五年前くらいに会ったラビのトケーヤ氏という方が、ニューヨークのユダヤ教会のお坊さんですが、東大、京大、早慶大とかの臨時委託教授の扱いを受けて、私の先生の所へしょっちゅういらした。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月08日

言霊 言霊学講話・斯くべからざる映画のフィルムの一コマ

ですから、どんな事も、嬉しいことも、悲しいことも含めて、この世の中に必要でないことは何もない。それがイという段階で見ますと分かります。それは私も含めてですが、私の「あそこの時はなかった方が良かったな」と思う人生は嘘です。

良い事も、悪い事もあるから自分の人生。苦い時代を削ってしまえばもっと良い人生だったと思うのは、良い人生を経験することはないはずです。悪いことがあったら良いことに転換していく。

良い経験を周りの人に活かせるようにする、する、しないはともかくも、そういった心に余裕があって初めて「俺の人生は良かったな」と思える。

負の部分を削ってしまうとその人の人生ではなくなります。同様に人類もその通り。どんなに解決不可能と思われる事態でも、人類一万年の歴史からすれば、斯くべからざる映画のフィルムの一コマです。

ですが、その一コマが今後どのように展開していくのかが見えなければ意味がございません。それが分かるのがイ次元。人間の生存競争が始まる第一歩は何時からか、竹内古文献にハッキリと書いてございます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月07日

言霊 言霊学講話・幸いなるかな心貧しき者、天国はその人のものなり

至極ごもっともだなと、それだけ世の中を観ている人ですから。そうやって予言はしたけど誰もやらない。予言した仏教徒は必ず時が来れば良い世の中にするために猛然と働き出すであろうと、そのように仏教に書いてあります、でも、ない、キリスト教然り。

マホメッド教はどうか、毛色が変わっているからちょっとは違うかなと思いましたが、世界のことを考える暇なんてないくらい、日本の国が五十年前にやった自爆を聖戦と名を打って戦争ばかり、可哀想に。

そういったことから、予言されていることが嘘と思える。戦いに次ぐ戦い、アメリカに対抗するソビエトが崩壊したからこれで戦争は終わるのかと思ったら、小さい国々が原爆を持ちだした。

ところが、イという段階で目を据えて見ますと、そういった紛争も、日本では年間三万人からの自殺者が出ているのも、気の毒の極みですが、これから始まろうとしている人類の第三文明時代の素晴らしさから考えますと、そういう悲惨なことを償って余りある天国が出来上がる寸前です。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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