2017年03月17日

言霊 言霊学講話・言霊の働き

頭で「こっちから磨こうか、あっちから磨こうか」の発想をする時に、「こっちから磨こうか」は言葉です。言葉になる前の動き、言葉にして自分が了解して行くのも言葉。意識にない言霊の動き。これも実際には言葉ですが、この言葉を天名(アナ)と申します。

天名が活動して、どういうように言ったら自分も納得し、相手も納得してもらえるか、発想したものがどういうアイデアなのか(タトヨツテヤユエケメ)、どういう言葉で綴り言えばいいのか(クムスルソセホヘ)を選り分けする。

出た言葉は神名(カナ)。空中に飛んで(フモハヌ)自分乃至他人の耳に入る。「あいつは何を言ったのか、どういう意図で言ったのか」(ラサロレノネ)を探り、何度も反芻しながら(カマ)、「こういうことを言っているんだな」(ナ)、「そうだ」と了解し、出来事(コ)の一巡が終わる。

先天の天名が十七言霊(ウアワオエヲヱチキヒシイリミニイヰ)、後天の未鳴(タトヨツテヤユエケメクムスルソセホヘ)・神名(フモハヌ)・真名(ラサロレノネカマナコ)が三十二言霊、これらの言霊の働きで人間は総てのことをまかなっております。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月16日

言霊 言霊学講話・光の中には二つある

言霊の見地から「光」について申し上げようと思います。その光を行使する、自分が自分で光の行為をするということはどういうことなのか。光の中には二つあるというようなことをお話させていただきます。

光の語源は「霊駆り」、「霊(ヒ)」は言霊のこと、ヒが走る、馬が走ることを「駆る」と申します。馬が走るように言霊が動く、頭の中でもって言霊が大活動しています。

朝起きて、歯ブラシでこっちから磨くか、あっちから磨くか、こんなことはくだらないことです、が、迷いだすとどっちがいいんだろうって。踏み出すのも左の足からか、右の足からか、というようなくだらないことを考え出しますと。

それをパッと決めてくれるのは霊駆り。言霊は日常茶飯事から総ての行動を決定付けてくれています。そのように思い込ますのも言霊でございます。動いている言霊が「霊駆り」です。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月15日

言霊 言霊学講話・突っついたら突っかれる

人間が知っておくと便利なことを申し上げようと思います。私と家内とトラヴルがありまして、「あんな時にあんなことを言い出して」とか、「少しはこっちのことを推し量ってくれりゃいいのに」とか身内でなくても他人とも、そういった思惑違いがあるのが人生。

それは何も問題がない。自分がそれにひっかかって、ひっかかってしまいますと自分の経験知を総動員して、相手がどうして言ったのか、やったのかを合理的に考えをまとめようとして色んな事を詮索します。

と同時に相手の心理分析を始めます。合理的に始めるのも結構な話しですが、一つだけお遣りにならない方がいいことがあります。それは人の心を良いように変えようとすると、ものすごく手間取って損でございます。

他人に対して、自分の良いように思わせようとしますと、間違いなく100%逆のことをお遣りになります。突っつくことになります、突っついたら突かれます、必ず。だから突っつかない、突っつく方法を間違えてはいけません。

突っつくなら自分をつっつけば良い、自分が引っ込めば相手も引っ込みます。自分が自分のことを納得しますと、相手は納得するようなことを言い出します。今年に入って何十回も質問されたことがございますので、ご参考までにお話させていただきました。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-04)

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2017年03月14日

言霊 言霊学講話・金毛九尾

名前の通り、金が第一、物質社会では一番大切なものは金ですから。金毛九尾という狐霊。狐の霊もイロイロあって黒狐、白狐、そういった諸々の大親分。

今から千年ほど前に玉藻の霊となってある天皇に取り憑いた、色仕掛でもってメロメロにしてしまった天皇に陰陽師の安倍晴明が祓って那須の殺生石に封じ込めた。霊というのは闘って消えてしまうのかと言えば「NO」です。

一時はシュンとしますが「何をクソ!」と更に強くなります。饅頭食いたい、酒呑みてぇー、「お前はここではよせよ」と禁じても倍の飲み食いしてしまいます。それと同じ、欲望という霊ですから。

rokudou.pngですが「九尾」がわからない。九つの尾、これは仏教で六道という(図参照)、仏陀自覚のイ以外のエアオウ、無自覚地獄のウオアエイを完全に自分の薬籠中に入れてしまって自由に操る。

ユダヤ文明の申し子。ユダヤには貧乏人がいません。今のユダヤが本拠地としているアメリカは世界中の金を集めて、いくら使っても外国の金ですから。一生懸命働いた日本の金は使いようがないから全部アメリカへ行く。

そのようにカバラの原理でもって世の中を操作し、人心に入り込んで動かしているのが金毛九尾。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03了)

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2017年03月13日

言霊 言霊学講話・弱肉強食の世界から出てきたもの

ということから「カバラ」はユダヤ民族に現存しているのだなということがわかりました。長い話しになりましたが、光については残念ながらそのカバラには書いてありません。何故ならカバラはこの世の価値を征する方法で、理想社会を創る方法ではないからです。

神足別豊鋤天皇がユダヤ王モーゼに「汝モーゼ、汝一人より他に神なしと知れ」と勅語した以外にも次のように言ったに違いない。「汝と汝の子孫が先達となって、三千年の内に人類の第二物質科学文明を創造せよ。そのための社会土壌として、『我良し』の弱肉強食の世の中を創るべし」と命令したであろうと想像される。

それが故にえらいものが世の中に出て来た。心の中に良いことをしようとすると、コチョコチョとくすぐる、何処をくすぐるか知ってますか?それは自尊心。お前はもっと偉くなれよ、世の中で大事にされるようになれよ。

お前は代議士になって総理にはなれないかもしれないが、副総理くらいにはなれるかもしれない。しょげてないで美人の嫁さんをもらったのだから頑張れとくすぐる霊、金毛九尾。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月12日

言霊 言霊学講話・カバラの原理との共通点

「この野郎、ふざけてんな」、私みたいな受験英語のレベルで訳せるわけがない。真っ赤に直してあるのが本当だと思っていますから。申し訳程度にチョコチョコと直してある。直してませんね、「いや、これで直しました。」

「あなたの英語は太平洋戦争前に米国で流行った英語です。硬くって、難しい単語が一杯ありますし、今の若い人はこういう英語は読めない。ただ、これを読む人は相当のインテリですから、直してしまうと尚読みにくくなるので明瞭に間違っている前置詞等は直しました。」

ところが、直している所以外にチェックするともっとある。彼の目的はカバラの原理と同じような所があるのではないかと探していた。そのことは二十年も経ってから分かりました。

彼が来日した時に一冊の本を出版した。ユダヤ十二支族の末裔とかの題でした。貴方の訳した内容が書いてあるからその本をもってきてくれた人がいて、「私はある所から言霊学の本を入手して、どうやらカバラの原理と似ているらしい」と書かれていました。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月11日

言霊 言霊学講話・英訳「言霊百神」

私は中学から高等学校へ行くための受験レベルの英語しか勉強していませんが、それでモノになるかどうかは分かりませんがやってみましょうか?「あなたがやってくれるんなら、それに越したことはない。」

それから一年半、収入ゼロ、朝から朝まで寝る間を惜しんで一生懸命、一頁に辞書を120回くらい開いて、人間というのは変なもので慣れるより慣れろ、半ばくらいになると一頁に辞書を二三回開くくらいになって翻訳が出来ました。

ところが、校正してくれる人がいない、頼んでも断られる。それを先生に言いました所にそのラビ・トケーヤ氏が居合わせた。だいたいの様子が分かったのか、「それ、私がやりましょうか?」

助かったことは助かりましたけど、相手は違った魂胆があった。三ヶ月後に訂正したのを取りに来て下さいということで、広尾のユダヤ教会へ出向きました。二百何十頁の手書きで訳した文章に十頁に一つも直していない。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月10日

言霊 言霊学講話・心の宇宙をどう英訳するのか

私の先生(小笠原孝次氏)が言霊学に関する最初の著書「言霊百神」を東洋出版社から出しました。外国人がたくさん訪れるものですから、同じ人が毎日来るわけではなく、同じ話しを初めから毎日々々、話さなくてはなくて「島田さん、どうにかしてください」って頼まれました。

それで、言霊百神の英文を翻訳するのに、日本語の原文をお読み下さればお分かりになるでしょうが、「初め宇宙剖半する」の‘宇宙’、それが初めから出て来ましたら読む気が失せるほど難しい。

それで英語の先生を紹介しましたら、最初は快く引き受けて下さるのですが、報酬もご要望通りの金額をお支払いしますからとお願いししても、三日経つと断りの電話がある。もっとお支払いしますよと言ってもお金じゃない、もとの日本語が分からない。

これでは話しにならないから止める。随所に詩や芭蕉の「蛙飛び込む水の音」なんて句が出てくると訳せない、難しいからダメだ、先生に誰も引き受けてくれませんと申しましたら、「そうだな、なんか方法はないかね。」


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月09日

言霊 言霊学講話・カバラの原理は天津金木

三千何十年か前、モーゼが日本に留学生として日本に来て、言霊原理の天津金木(カバラ)を教えてもらって、帰ろうとした時の物語が竹内古文献に書いてございます。

神足別豊鋤天皇(謚)、神の足る別け(神のトーラを別けた)、誰に別けたか、モーゼに別けたスメラミコト。モーゼが故郷に帰る時の勅語曰く「汝モーゼ、汝一人より他に神なしと知れ。」

「これから三千年の間、神という者があるとするならば、お前だよ。」賜ったモーゼは震え上がった。この私が「これから三千年、人類の神様だよ」なんて言われたら、地球上じゃない宇宙の彼方へ逃げ出してしまいたくなります。だけど、モーゼは大胆にも「承知いたしました」と答えた。

「カバラ」の名前は勝手に付けたと思ってましたが、私が二十五年前くらいに会ったラビのトケーヤ氏という方が、ニューヨークのユダヤ教会のお坊さんですが、東大、京大、早慶大とかの臨時委託教授の扱いを受けて、私の先生の所へしょっちゅういらした。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月08日

言霊 言霊学講話・斯くべからざる映画のフィルムの一コマ

ですから、どんな事も、嬉しいことも、悲しいことも含めて、この世の中に必要でないことは何もない。それがイという段階で見ますと分かります。それは私も含めてですが、私の「あそこの時はなかった方が良かったな」と思う人生は嘘です。

良い事も、悪い事もあるから自分の人生。苦い時代を削ってしまえばもっと良い人生だったと思うのは、良い人生を経験することはないはずです。悪いことがあったら良いことに転換していく。

良い経験を周りの人に活かせるようにする、する、しないはともかくも、そういった心に余裕があって初めて「俺の人生は良かったな」と思える。

負の部分を削ってしまうとその人の人生ではなくなります。同様に人類もその通り。どんなに解決不可能と思われる事態でも、人類一万年の歴史からすれば、斯くべからざる映画のフィルムの一コマです。

ですが、その一コマが今後どのように展開していくのかが見えなければ意味がございません。それが分かるのがイ次元。人間の生存競争が始まる第一歩は何時からか、竹内古文献にハッキリと書いてございます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月07日

言霊 言霊学講話・幸いなるかな心貧しき者、天国はその人のものなり

至極ごもっともだなと、それだけ世の中を観ている人ですから。そうやって予言はしたけど誰もやらない。予言した仏教徒は必ず時が来れば良い世の中にするために猛然と働き出すであろうと、そのように仏教に書いてあります、でも、ない、キリスト教然り。

マホメッド教はどうか、毛色が変わっているからちょっとは違うかなと思いましたが、世界のことを考える暇なんてないくらい、日本の国が五十年前にやった自爆を聖戦と名を打って戦争ばかり、可哀想に。

そういったことから、予言されていることが嘘と思える。戦いに次ぐ戦い、アメリカに対抗するソビエトが崩壊したからこれで戦争は終わるのかと思ったら、小さい国々が原爆を持ちだした。

ところが、イという段階で目を据えて見ますと、そういった紛争も、日本では年間三万人からの自殺者が出ているのも、気の毒の極みですが、これから始まろうとしている人類の第三文明時代の素晴らしさから考えますと、そういう悲惨なことを償って余りある天国が出来上がる寸前です。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月06日

言霊 言霊学講話・有り得ないことを誰がやる

それを「結縄の政」と言います。心の中にあって「善悪・善悪・善悪」に結び付けるようとする心が光にあたると自分の不都合や自我意識がスーッと消えてしまう。その自我が消えることが良いことと知っている世の中。

「それではこうしましょう」と長が決めて、それを実行することは、上から押し付ける専制政治、皆に量り賛成したことが本当の民主主義。新しい時代の民主主義はそういうことになります。そうなると言われて二三千年、お釈迦様は大嘘つきか。

この間もホームページの訪問者が「お前の言っていることは良いことばかり言っているが、現状はピンからキリまで悲観材料ばかりだ。お前だけいい気になっているがこんなのは嘘だ」というコメントが寄せられたと聞きました。

「では、あなたのお考えはどうなんですか?」と訊きましたら
「俺の考えがないから、良い考えがあるんじゃないかと思って、訪問して読んでみた、読んだだけなら感心する、でも、こんなこと有り得ないじゃないか、誰がやるんだ。」


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月05日

言霊 言霊学講話・結縄の政

孔子さんはこの光の世紀を「結縄の政」と言いました。結縄の「縄」は名を和する、縄の編みは陰陽を糾いますでしょ。言霊の幸倍(タトヨツテ・・・)のことを、縄を編む「結縄」と表現しています。

「大道廃れて仁義あり」、大道とは言霊、言霊が隠される前は「〜してはいけない」、「〜せよ」が一切なかった。その人の本生に根ざしたことは総てその人に任せる。その調整は世の中の長老たるべきやる仕事であって、一切、格子無き牢獄は作らない、それが大道の時代のやり方。

そのやり方は、「どんなことをすれば良いか」について、榊を根っこごと霊知りたちの円座の中央に立てて、それに幣を垂らしまして、円座の長が「では始めましょう」と目を瞑る。三分なら三分、「どうでしょう」、賛否をとれば、奇妙にも反対がない。

目を瞑っている間に自我という考えがスーッと消えて、やるべき事の目的に向かって誰もが同じように「そのようになればいいな」という考えだけで答えを出す。良い事だけど「俺は嫌だ」というその「俺」がスーッと消える。自分だけではなく皆が良い方にやろうとする。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月04日

言霊 言霊学講話・二千年のキリスト世紀

その発案者には何ら危害も変更も加えずそのままを生かす。仏教の阿弥陀経ではこのことを「一切衆生摂取不捨」と申します。ですが、この光の働きを説いておりません。それを匂わすように教菩薩法は「教菩薩仏所護念」と説いています。

教菩薩法は仏教は菩薩の教え、仏が護る所を念じた教え、仏教は仏が説いた教えです。「仏とは何ぞや」を説いておりません。最高の教えは仏様にしか出来ませんから説いてございません。

ですから法華経には、仏そのものには触れずに仏になろうとして修行している菩薩に教えを口伝して「仏様が常にそれを護っていて念じている所の法」と書いています。

又は、イエス・キリストは二千年の世紀の名付け親、キリスト世紀と申します。「天国は近づけり、汝ら悔い改めよ」、二千年経って、むしろ酷くなってしまいました。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)

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2017年03月03日

言霊 言霊学講話・何か起こらない内に何も起こらないようにする

そうじゃない、「無作の作」を知っていた。今の政治家は何か起ころうとしても、怠けているから起こってしまって、起こったとしても他人事と考えているから、これ以上放っておくと自分の身が危うくなるから何か起こす。

改革というのでしたら、何も起こらない内から改革すればいい。すると、誰も分からない。そして、何も起こらない。それが政治だということを知っていた時代。そういう時代があったということが中国の古文献には書いてございます。

光、霊駆り、此処から其処へ渡すには、光というものが作用して一切の文化、個々別々の文化等々を、世界人類文明として、ドイツの哲学用語で「止揚」と申しますが、止めて揚げる、総てのものを引き上げて、新しい使命を授けて文明創造の一端を担わし、人類文明として統一する。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02了)

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2017年03月02日

言霊 言霊学講話・無作の作

或るお坊さんが寺に招待した。招待された床の間には名人が使っていた弓矢が飾られていた。「あれは何か」と尋ねたら、お坊さんがビックリしていくら年老いても自分が使っていた弓矢を忘れることはないだろう、冗談を言っているのだと思った。

これはあなたが昔使っていた弓矢です。「何に使うものかね?」と尋ねた。それから名声は更に高まった。何も私が面白おかしく話しているわけではないのです。その通りに書いてあります。

無作の作、何もしないことの尊さ。政治家というものは人民から「よくやっているな」と思われたら、もう下。何にもせずに無駄飯食っていて、何だったんだんだろう、今の総理大臣は何て名だったっけ、総理大臣は確かいるはずだけど東京の霞が関辺りで「何にもしてないそうだよ」と言われたら‘上’。

何か世の中に起こるから政治家は「何してんだ」ということになる。何にも起こらない、政治家の名前は出てこない、そういう時代が最高です。今の歴史家は神武天皇前の九代までの天皇は史実がないので在していなかったというのが定説です。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02)

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2017年03月01日

言霊 言霊学講話・神仙の国

日本の歴史はたかだか千二三百年に書かれたものだけが遺っておりますが、それ以前に書かれたものは焼かれてしまって失くしてしまった。中国は二千七八百年前くらいの本は遺されておりますから、お読み下さると実に面白いことが書かれております。
 黄河の水流れて東方絶海の中央にあるとされる島あり。その神仙の国には五つの穴が空いており、霊気がそこから立ち上り、あらゆるものがその穴に入り、どんなに入っても一杯にならず、どんなに出ても尽きることがない。神仙の人々は百里千里を軽々と飛ぶ不老長寿の国なり。

嘘と言われてもそう書いてございます。又、他には「百戦戦って勝つのは中の中、百戦戦って負けるのは下の下、戦わずして勝たずに負ける、これ上の上。」戦う必要がないから勝つ、負ける必要もない。

弓を射て鳥を落とすのに飽きた、そこで矢を捨てた、弓の弦だけにしても鳥が落ちた、しまいに弓も捨てた、そのうち「オイ」と言っただけで鳥が落ちた、それも止めた。それだけで有名になって年老いた。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02)

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2017年02月28日

言霊 言霊学講話・大昔の日本は鼓腹太平の世の中

日本は大昔から民族混合の国でした、今のアメリカがそうです。三千年も前から日本は世界中の人々が集まっておりました。モーゼ、釈迦、キリスト、孔子、皆さん、いらした。

そんな馬鹿な話があるかってお思いでしょうが、モーゼなんか歩いてきても大変なのに、でも、マルコポーロは歩いて来ましたでしょ。昔は山賊っていうのはいませんでした。何故なら山賊するぐらい馬鹿らしいことはないというのが常識でした。

他人の物を盗って暮らすのは、そのような心が寂しいことをすれば、最も貧乏してしまうよ、ということがハッキリしていた時代です。だから「盗め」と言われても盗まない。「盗んでくれ」と言っても盗まない時代、だから警察は必要なかった。

小さい罪はあったでしょうが大きな罪はなかった。だから鼓腹太平で幸せな世の中を謳歌していたと書いてあります。何も要らなくなって、腹いっぱい食べたら、誰だって腹鼓を打ちたくなる、そのような時代だったと中国の古文献には書いてございます。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02)

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2017年02月27日

言霊 言霊学講話・神在月

外国の神様、天理教教祖の神懸り(お筆先)に、「この国の天皇は外国人、それがそもそも日本古来の神様のお腹立ちだよ」と書いてある。そんなことを言いましたら戦争中は捕まってしまいますから、差し障りのあるお筆先を隠してしまって今に至ります。

このお筆先が言う「日本の天皇は古来の日本の神様ではないよ、関係ないよ、外国の神様だよ、それがそもそも日本の神様のお腹立ちなんだよ」の意味は、十月になりますと出雲に日本中の神様が集まります、それで「神無月」、出雲の国では「神在月」と申しております。

話を元に戻しまして、「光」の問題、どの信仰も「光を掲げよ、真理を掲げよ、灯火を掲げよ」とか申します。真理の灯火が輝けばそれに興味のある人は「右向け右」で右を向きます。

テレビを掲げますと世界中が「テレビ」へ向きます。ケータイを掲げれば「ケータイ」へ向きます、これは物質文明の光。そうではなくて人間の心の光を掲げることによって、彼処へ行けば世界文明の一端を担える、昔、神代の二三千年前の時代では文物が日本に集まってきていた。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02)

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2017年02月26日

言霊 言霊学講話・神倭王朝

その発案、張本人が神倭王朝第一代の神武天皇です。その改革を計画したのが第十代の崇神天皇。そして輸入することによって文化を開始したのが第十五代の応神天皇。どの天皇にも「神」が付きます。

神倭王朝は百二十四代続きましたから、「神」の名が付く天皇はさぞかし多いと思われるでしょうが、あるグループの方たちが数えてみたら三人しかいないということを教えて下さいました。神武、崇神、応神天皇のこの三人しかいらっしゃらない。

この三人の天皇は今の日本をこのようにしようと意図し、計画し、実行した天皇です。神武天皇は神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)と申しまして、そこから神倭王朝と後の歴史家は必ず名付けるだろうと私は予言いたします。

言霊フトマニを隠した神武天皇、神として伊勢神宮に奉った崇神天皇、日本の精神文化ではない物質文化を輸入することによって、日本の国を創っていこうとした応神天皇。それでは何の神様なのか。


言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-02)

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