2020年05月31日

言霊 大祓祝詞の話(その三)・善悪当否を立て別けて

「嚴の」とは「清浄な」または「おごそかで権威のある」の意です。「千別き」とは「道(ち)別き」の意で、利害、真偽、美醜、善悪または当・不当をはっきり区別することです。

天孫降臨以前の日本や世界の生存競争社会にも種々のルールがあった事でしょう。このような弱肉強食の社会のルールを言霊を以って表示すると金木音図となります。

izuno_yaegaki.pngその父韻の並びはキシチニヒミイリとなります。現代学校で使われている五十音図であります。この精神構造は天孫降臨以前の大国主命の社会と同じであり、この社会制度の原理を出雲八重垣(古事記)と呼びます(図参照)。

「巌の千別きに千別きて」とは右の出雲八重垣の原理で治められている世の中に、天の八重雲の生命本来の調和をもたらす統治の方法を投入して、その善悪・当否を次々と立て別けて行く事であります。

弱肉強食の暗黒の社会に、光明輝く天の八重雲の英智の統治の光が投入されるならば、暗黒は瞬時にして消滅の運命をたどることなります。この手順を「嚴の千別き」といいます。

(次号に続く)【収載】百五十四号(平成十三年四月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。