良い事も、悪い事もあるから自分の人生。苦い時代を削ってしまえばもっと良い人生だったと思うのは、良い人生を経験することはないはずです。悪いことがあったら良いことに転換していく。
良い経験を周りの人に活かせるようにする、する、しないはともかくも、そういった心に余裕があって初めて「俺の人生は良かったな」と思える。
負の部分を削ってしまうとその人の人生ではなくなります。同様に人類もその通り。どんなに解決不可能と思われる事態でも、人類一万年の歴史からすれば、斯くべからざる映画のフィルムの一コマです。
ですが、その一コマが今後どのように展開していくのかが見えなければ意味がございません。それが分かるのがイ次元。人間の生存競争が始まる第一歩は何時からか、竹内古文献にハッキリと書いてございます。
言霊学講話「天津神籬U」(H16年2月・会報189-03)