言霊の原理を自覚しそれを保持している天津日嗣天皇といわれるスメラミコトの先祖の集団が大昔に他所から日本列島へやって来まして、その時の国土の状況を第一に書かれました。
次にどうやってスメラミコトの持っている言霊の原理の通りにこの国を開発し、国を肇めたか、という国家を建設する方針を述べています。
次にその方針に則って歴史が創られていきますが、その途上で国中の人々に過ちが起こって来た、その過ちはどういう罪穢れがあるのかの説明。
次に世界中が積もりに積もった罪穢れのために、どうにもこうにもならなくなった時に、最後の手段としてどういうようにすれば、昔のように豊かで平和な世界にすることが出来るかの罪穢れを徹底的に祓う方法を述べています。
最終の章では、それが成功した暁に世界はどういう政治を行うようになるかが述べられています。
「大祓祝詞」講座(H13年3月・会報153-1/5)