2013年08月16日

言霊 幾夜目覚めぬ須磨の関守

この飛び交う内容を伊耶那岐神は分かってしまっておりますから、天の御柱(ア)と国の御柱(ワ)を結ぶ八父韻、イ(チキヒシ)とヰ(イミニリ)によって32の現象子音が生まれます。アとワを結ぶ箍のような働きをして、ここで総てを自覚した伊耶那岐大神は世の中をジーッと静観している。

古事記は「淡路の多賀にまします」とあっけなく終りますが、日本書記ではそのことを解説してもっと詳しく解いております。

是の後に伊弉諾尊、神功既に竟へたまひて、霊運当遷、是を以て幽宮を淡路の洲に構り、寂然長く隠れましき。亦曰く、伊弉諾尊功既に至りぬ。徳亦大いなり。是に天に登りまして、報告したまふ。仍ち日の少宮に留り宅みましぬ。

神功とは言霊麻邇百神を生んだ仕事のこと、それを総て終えて、勢力を保ちながらジーッとその活動の間に少宮(母音=わかみや)に止まっている、ただジーッとしている怠け者ではなくて、総て掌握して知らないことはない境地(言霊ス)にいます。こんなおっかないことはない。

試験官がテストの時に後ろに立って監視します、前からだといくらでもカンニングできます。後ろでは表情が見えません。何かをすると必ずその姿勢が崩れる。だからすぐ分かる。


「古事記と言霊」講座(H15.07-会報182-02了)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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古事記と言霊・後日譚
Excerpt: 是の後に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、神功(かんこと)既に竟(を)へたまひて、霊運当遷(かむあがりましなんとす)、是を以て幽宮(かくれのみや)を淡路の洲(す)に構(つく)り、寂然(しずかた)長く隠れま..
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