2020年08月11日

言霊 大祓祝詞の話(その七)・物質科学文明を促進するための方便の時代の終焉

天照大神は岩戸深く隠れてしまいました。代って須佐之男命(八拳剣)と月読命(九拳剣)という船がわがもの顔に大海原を往き来していたのです。

大船である五十音図の船首とは五母音の並びの事であり、船尾とは半母音の並びの事です。御承知の如く須佐之男命の八拳剣の判断力は主体を表わす母音の並びと、客体を表わす半母音の並びの双方の自覚を欠きます。月読命の九拳剣の判断力は主体である母音の自覚はありますが、客体である半母音の自覚がありません。

須佐之男命の物質科学は主体を捨象し、客体を抽象して、主体と客体との間の現象だけを追及します。

月読命である宗教・芸術は主体の自覚はありますが、客体についての決定的結論は出す事が出来ません。宗教・芸術が世界人類全体の問題に結論を示すことが出来ずにいるのも、この理由からです。

この暗黒の二・三千年間、船首が真直でない、船尾の舵がしっかりしていない船が歴史創造の海を右往左往していたという事が出来ます。人類生存の危機が迫って来たのも当然であります。

(次号に続く)【収載】百五十八号(平成十三年八月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 🌁| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする