2020年08月07日

言霊 大祓祝詞の話(その七)・猿芝居の時は終わった

 崇神朝に於ける三種の神器の同床共殿廃止以来、正法が隠没している像法末法の二千年間に於ける天皇の最も重大な仕事は、斯くの如き黙示(呪文、呪事、呪物)として示されている原理の意義を式典の形を以て継続保持することにあった。

それはやがて再びこの原理の実体を以て、いずれ新しく創造される人類の第二の文明である科学をその原理の中に綜合摂取し、またその像法末法の間に発生した罪穢すなわち社会内容の矛盾撞着を贖い修祓するための人間性の不滅の原理を、祭典の形りで今日まで保存する事であった。

二千年の経過の後、今日世界に罪穢が横溢充満し、矛盾混乱が頂点に達して、再び新たな天孫降臨すなわち天の岩戸開きが必然である歴史的な時期がいよいよ廻って来た。

 宮中や神宮に於ける呪事である儀式祭典の動作は猿芝居だと評されている。その本物ではない芝居の仕草だけを、中実わきまえずに、よい年寄達が衣冠ものものしく、鹿爪らしく勿体ぶって、何時までも繰り返し演じているだけで事が済む時代ではない。

(次号に続く)【収載】百五十八号(平成十三年八月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 🌁| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする