2020年08月01日

言霊 大祓祝詞の話(その七)・聞こし召し知らしめる

 天の八重雲を嚴(いづ)の千別きに千別きて聞し召さむ。――
 天の八重雲については祝詞の初めの所で説明しました。それは天津太祝詞音図の八父韻の並び、タカマハラナヤサの順序が示す生命の調和をもたらす根本原理の事であります。

「天の」は先天構造の意。八重雲はそのタカマハラナヤサの先天構造から現出する生命調和の法則のことであります。
「嚴の千別きに千別きて」とは御稜威(嚴)の道理(千)を諸々に黄泉国の文化それぞれの上に投入して、生命調和の道に摂取して行く事であります。
「千別け」とはそれぞれの内容を生命の道理の構造の中に取り込んで行く事、と言った意味です。
「聞し召さむ」とは、天皇の宣言を聞いて、その内容を理解して、その趣旨の沿った行為でお答えするの意であります。

 国津神は――
 天津神が五十音言霊の原理を活用することによって朝廷の政治を行う人であるのに対し、国津神とは天津神の行う政治の下に、その恩恵を受ける国民の事であります。

 高山の末、短(ひき)山の末に上がりまして――
 短山のルビに「みじかやま」と書いてある古い祝詞の文章に出会う事がありますが、意味は変わりません。

つづき
posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 🌁| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする