2020年07月08日

言霊 大祓祝詞の話(その五)・天津菅麻音図は人間の営みから超越した次元

菅麻音図を図でご覧下さい。母音イと半母音ヰとの間にチキシヒイミリニの八つの父韻が並べてあります。言霊イ・ヰは人間の創造意志であり、八つの父韻はその意志の働きの振動ともいうべきもので、その父韻が母音アオウエの四次元の宇宙実在に働きかけて現象である子音を生みます。

ところが生まれたばかりの赤ちゃんは創造意志を持ってはいますが、まだその創造活動をほとんど発動はしていません。人為的活動をしていません。そこでこの図に書き表した父韻の並びは父韻の作用の四音チキシヒを右に、反作用のイミリニを左に並べました。

実は与えられてはいますが、活動していないのですから、その並びはどう書いても構わない事になります。全く菅麻音図とは大自然の中の人という生物の心の構造図なのです。

人間のすべての営みの現象はこの菅麻音図にある五十音言霊によって構成されますから、菅麻音図とは人間生命の一切を創造する親神である伊耶那岐の神の音図と呼ばれます。それは人間の営みの善悪、美醜、真偽、得失がそこから生まれて来ますが、この音図はこれから全く超越した次元であります。

(次号に続く)【収載】百五十六号(平成十三年六月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 🌁| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする