2020年06月20日

言霊 大祓祝詞の話(その四)・国津罪

 次に国津罪の説明に移ります。
国津罪として大祓祝詞には、生膚断ち、死膚断ち、白人胡久美(しろひとこくみ)、己が母犯せる罪、己が子犯せる罪母と子と犯せる罪、子と母と犯せる罪、畜(けもの)犯せる罪、昆虫(はふむし)の災、高津神(こうづかみ)の災、高津鳥(こうづとり)の災、畜(けもの)仆(たほ)し、蠱物(まじもの)せる罪の十三の罪が挙げられています。

 これらの国津罪について大祓はただ十三の罪を列記するだけで、罪の内容については何一つ説明しておりません。しかし、前に述べましたように、旧約聖書の中の特に利未記にはそれぞれの内容の懇切な解説が載っています。

大祓祝詞と聖書の利未記という想像もつかぬ地球の正反対の側に位置する国の出来事の記載が、まるで判で押した如く一致している事は、太古の世界の歴史を再編成する大きな手掛かりになる事は間違いありません。時には大祓と利未記を対比させながら国津罪を説明して行きます。

 生膚断ち、死膚断ち ── イキハナダチ、シニハダタチ
 生きている人、また死んだ人の肉体を傷つける事の罪と解されます。モーゼの十戒に「汝、殺すなかれ」と書かれています(出エジプト記)。

(次号に続く)【収載】百五十五号(平成十三年五月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする