2020年06月17日

言霊 大祓祝詞の話(その四)・規制と無視

 串刺し ── クシサシ
 人間の文明創造活動を言霊によって示す言五十音図表は縦五列、横十列の言霊の並びがあります。縦に次元の順序、即ち位置師を、横に実相の移り変わりの変化のリズム、即ち時臣師・処置師の働きを示します。

この縦横の順序や変化の推移を示す言霊の並びを、あたかも団子に串を刺すように固定してしまい、社会がその時処位に応じて、自由に新しい文化を作って行く事が出来ないよう規制してしまう事、これを串刺しと言います。

信仰や信条、または社会的哲学、倫理学、経済学等の経験的知識に基づいて制定された道徳や国家体制、憲法、法律等は往々にしてとの串刺しという天津罪を犯す事となります。近代に於ける世界の共産体制の崩壊などもとの串刺しによる国家社会の硬直化がその原因と考えられます。

 生剥 ── ナマハギ
 生命活動を表わす五十音図表の中の縦の五母音の中の一つ乃至二つの並びを剥ぐように抹殺してしまう事。即ち生命活動として当然具備されている性能を何らかの理由の下記無視してしまう事。これが生剥です。

例えば近代共産体制にあって「宗教は阿片なり」の教義の下に言霊アに属する信仰性能を否定してしまった等がこれに当ります。人間の生きた生来の性能活動を社会から抹殺する罪であります。

(次号に続く)【収載】百五十五号(平成十三年五月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする