2020年06月03日

言霊 大祓祝詞の話(その三)・人類の第一精神文明時代を築き上げた経緯

 斯く依し奉りし四方(よも)の国中と、大倭日高見(おほやまとひだかみ)国を、安国と定め奉りて、
 祝詞の文章はここから新しい章に入ります。今までで、祝詞の序文に続いて第一章の天孫降臨の時の日本と世界の歴史的な状況と降臨する聖の集団との交渉について述べられました。これからは第二章の日本国肇国の目的とその根本原理について述べられることとなります。

 「倭」(やまと)は「大和」とも書きます。平和で合理的な調和がとれている、の意です。「日高見」の日は霊(ひ)で言霊または言霊原理のこと。「高見」は国家の政治の原理として高く掲げるの意。

「大倭の日高見国」全体では、生命本具の法則に基づく言霊原理を統治の指標として高く掲げ、世界全体がそれを手本に仰ぎ見る事によって、大調和が保たれている中心となる国、といった意味であります。この事から「四方の国中と」の四方の国とは全世界の国々という事になります。

天孫降臨した邇々芸命聖の集団が日本列島を本拠として世界の統治に乗り出し、遂に言霊布斗麻邇の原理に基づいて全世界の平和をもたらし、人類の第一精神文明時代を築き上げた事を簡単な文章で表現したものであります。

 では、その精神文明時代の政治を担当する人の心構えはどんなものであったのでしょうか。それが次に取り上げられます。

(次号に続く)【収載】百五十四号(平成十三年四月)

posted by 管理人@言霊百神HP at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | コトタマノマナビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする